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2020.05.29 BLOG

人生は掛け算らしいよ

京セラの創業者である稲盛和夫さんは言いました。

人生・仕事の成果=考え方×熱意×能力
なんですって。

美容師に置き換えてみよう。
能力はスキルですね。カットスキル、接客スキルなどなど。
美容師と言う仕事において、非常に大事なモノです。
でも、絶対に技術だけじゃ成果には繋がらない。足りない。腕だけじゃない。
そもそも技術は私物化しちゃダメなモノだし。

稲森さんが仰るように、能力(技術)だけでは成果は生まれない。生まれたとしても極一部かつ一過性に過ぎないものだ。

次に、熱意。つまりやる気?と言うのかな。
ずっと記述し続けていることなのですが、私のスタンスは「いかにとろ火で」ということを心がけています。
轟々と燃え盛る熱意を持っているのがベストなのかもしれませんが、長続きしない。私にそんなキャパはない。
(と言って自分の可能性を下げている、過小評価し過ぎているかもしれないとも感じています。こうやって発信することで言霊が宿り、どんどんキャパを狭めるかもしれないって。なので、「控えめに言って、キャパはそんなにない」というイメージにすることにします。)

要は、轟々と燃え盛るよりも、じっくり丁寧にやっていこうじゃないか、その方が心も身体もリラックスして仕事ができるじゃないか、そしたら自然と仕事のクオリティも上がってくる。という感じ。

余談「やる気といえば」
先日初耳したのですが、脳科学的な「やる気スイッチ」があるんですって。
側坐核(そくざかく)っていう脳にあるスイッチだそう。私は専門家でないので詳しく知らないのだけれど。
「やろうやろう」って考えていてもスイッチはオンにはならないのだけど、先に身体を動かしてダラダラでも構わないからやり始めたら側坐核が刺激されてスイッチが入るんですって。
スイッチが入ると完全集中モードに入ってバァーー!ってできるんですって。
コレ、経験したことある人多いんじゃないかな?
私も一人暮らししてる時、多忙にかまけて部屋を掃除するのが億劫でサボりがちだったんです。
でも、ちょっと気になり出して軽く掃除し始めたら、急に(別に休みの日でもなく、大体真夜中に)スイッチが入って家中ひっくり返して掃除してました。
コレがまさに側坐核が刺激されてやる気スイッチオンですね。
なので、やる気が起きない時は、とにかくダラダラでもいいからちょっと手をつけ始めるといいみたいですよ。

はい、本題に戻ります。
あと、最後に一番大事な「考え方」です。
コレは能力と熱意を向ける方向とも言えますね。
例えば、美容師でいうと「お客様を綺麗にしたい!」という考え方と、「1円でも多く稼ぎたい」という考え方では、能力と熱意の行き先が変わりますね。
極端ですけど、「世界平和を祈って」する仕事と、「世界転覆を狙って」する仕事では成果は全く変わってきます。

能力と熱意は数値化して0〜10で表せるとすると、考え方はプラスなのかマイナスなのかって感じです。だから掛け算なのでしょう。
要は、どれだけ素晴らしい能力を持っていようが、轟々と燃えたぎる熱意を持っていようが、考え方がマイナスだったら成果もマイナスになってしまうわけです。
考え方は常にプラスでなければプラスの成果はでないんです。

また、熱意と能力は0〜10で示せると捉えると、どちらかが0であれば成果は0になります。
能力があっても熱意が全くなければダメ。熱意だけでもダメ。

掛け算にすることを思いついた稲森さん、すごいですよね。
どんなタイミングでピンときたんだろう。

と、今日はここまで。
考え方はプラスに、能力は最大で、熱意はそこそこに保つ。
こんなスタンスで今日も頑張っていきます。