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2020.05.29 BLOG

冷めて覚めて

先日、自宅の本棚の整理と整頓をしたんです。

あ、始まって早々の余談なのですが、整理と整頓って違いわかります?
よく「整理整頓」ってまとめて表現されているんですけど、それぞれに意味があるんですって。
整理はざっくり言えば「物を減らすこと」です。
→整理するって言うのは、必要なモノと不要なモノに分けて、不要なモノを処分することです。
整頓はざっくり言えば「配置すること」です。
→整頓は、分かりやすく配置することです。ジャンルごとに分けたりなどなど。
日本語って正しく使おうとすれば、意外と知らずして使ってるものが多いなって思う今日この頃です。勉強していこう。

はい。本題に戻ります。

本棚を綺麗にしようと言うことで、まず必要なモノと不要なモノに分けました。
でもね、意外と「必要ないけど、処分するのはちょっと、、、」って名残惜しいものが多いんですよね。
私の性格がこうなのか、みんなそうなのかはわからないけれど。

迷ったモノは「迷った物ゾーン」に一時保管し、無事とても綺麗に本棚の整理整頓を終えました。

今日は、その「迷ったゾーン」に関することを書いてみます。

「迷った物ゾーン」に置かれていたモノ、それは過去のメモ帳やノートたちです。
前職での会議の内容をまとめていたり、講習に参加した時にメモしたモノ、それをまとめたモノがビッシリ書かれているものです。5冊ありました。
過去に破棄した記憶もあるので、おそらく今手元にあるのは、その時に「置いておこう」と思ったモノたちです。
次の日から、そのノートに書かれた内容を一語一句、改めて読んでみています。

こうやってnoteで記事にすることで、何の迷いもなく、処分していけるわけです。noteに改めて感謝です。

迷ったゾーンに積み上げられたメモ帳たち、見返しても全く役に立たない内容も割と多いんです。
でも、すごく丁寧にメモや記録を残しているのがわかるんですよ。
でも今は「何でこんなに頑張ってたんやろう」って思う。ちょっとシラケちゃう。
そりゃ、あの時頑張ってたから今の自分があることには変わりないし、頑張ってた自分を褒めてあげたい気持ちもあるんですけど、轟々と高火力で燃えていた自分を振り返ると、すごく冷めた気持ちになってしまう。もうね、毎日必死でした。疲れもピークを通り越して気力でやってた。記憶も曖昧です。時系列がぐちゃぐちゃだし、忘却していることがほとんどです。

あまりにも必死な自分が残したモノを改めてみて、その感想は一つ。
「無駄ばっかり」の一言です。
高火力でガンガンやっているとほんと周りが見えてなかったんだろうなぁって思える。
限られた小さい世界で「おりゃーーー!」ってやってたんだと思う。
そう考えると、今は覚めている。冷めて目覚めたのかな。

いかに高火力にならないかって具合にコントロールできているし、でも絶対に火は絶やさないように冷静かつ熱く(ちょうどいい具合に)保てている。

冷めて覚めた。

同じ音の言葉ですけど、全然意味が変っちゃいますね。
冷めたままだといけない。冷めたままだと世捨て人みたいになる。
過去は忌み嫌うんじゃなくて、生かさないとね。
そう気づくと「冷めてる」から「覚めてる」になるんじゃないかな。

いつまで続くかわからないけど、この集中状態をなるべくキープしてもう少し背伸びして頑張ってみようと思います。

「最近いいことないなー」とかね、冷めたことを発してしまっていると、言霊が宿って本当に「いいこと」が寄ってこなくなっちゃいますよ。
そろそろ「冷めてる」から「覚めてる」に転換しましょう。気づいた今が最大のチャンス。

と、今日はこの辺で。

お仕事、頑張っていきまっしょい。