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2020.05.29 BLOG

対峙するのは

私達美容師の仕事は「目の前のお客様」に仕事をしている。
目の前にお客様がいらっしゃらない時にやっていることは仕事ではない。仕事の為の準備です。

お勤めしている時は、就業時間=仕事と捉えていました。これは違ってました。
自分でやり始めてからは、美容師といえ仕事はお客様がいらっしゃらないと出来ないんだということに気づいた。
お客様にお越しいただく為に、ホットペッパー を触ったり、なんか色々してますが、これは仕事ではなくて、仕事する為の準備です。当然、いい仕事をするためにはいい準備が必要ですよね。ホットペッパーでいいスタイルが撮れた。いいブログがかけた。いいクーポンができた。といい準備をすることは素晴らしいですが、それはあくまでも準備なので、本番である目の前のお客様と対峙した時にいい仕事をすることが大切です。いい準備できたからって満足してたらダメなんですね。

店長をしていたりすると、就業時間中に「もっとお客様に喜んで頂きたいから」という大義名分を振りかざして、過去の売上やデータなどの数字と睨めっこしてたりします。それも今後の仕事の為の準備なのかもしれませんが、私これ凄く苦手でした。
過去の売上やデータは大事なのわかりますけど、過去は過去だし、数字はヒントをくれますが答えはくれない。答えはお客様がくれます。「もっとお客様に喜んで頂きたい」のなら、数字に対峙するのではなく、お客様に対峙しましょうよ。数字は何も教えてくれないです。ヒントはありますが、数字ばかり見ていたら訳わからない見当違いな答えしかでませんからね。

ここに陥っている会社めっちゃ多いと思います。こんな私に営業しに来て下さる方たちがよく仰るのが「こんなメリットありますよ」ってもの。そのメリットは誰に向けて??ってなる。私のこと何も知らないでしょうに。世の中が今関心が高いこと=私が今関心が高いって思い込んでる人多いような気がする。もっと私を知ってから営業してほしいなぁ。こう考えると、私が髪の毛させて頂いてるお客様のことをもっと知らなきゃってなり、やはり仕事はお客様一人一人に合わせられる柔軟性が大事なんやと再確認できます。

対峙するのはお客様で数字ではない。
いい仕事できたとき、数字は喜んでくれませんからね。お客様は喜んでくれる。笑顔をくれる。ありがとうって言ってくれる。
こちらこそありがとうなのに。

なので、美容師は数字に対峙するのをやめて、少しでも多く、長く目の前のお客様に対して仕事ができるようにしなきゃ。

手が空いたときこそ、無駄な仕事をせずに、いい仕事ができる為の準備の時間に充てたいのです。

さぁ、今日もいい仕事しよー。そして、いい仕事の準備できるようにしよう。頑張ります。